UCHIMACHI BASE

主にバイクやその他の趣味について書いてます。

チープカシオにNATOベルト。

最近若者の間で再びブームだというわりには、私の周りには持っている人が全くいないチープカシオ。

 

[カシオ]CASIO 腕時計 スタンダード F-91W-1JF メンズ

[カシオ]CASIO 腕時計 スタンダード F-91W-1JF メンズ

 

 

様々な種類がありますが、安いものでは980円くらいから出ています。私の持っているのはその一番安くスタンダードなF-91Wというモデル。

時刻表示のほかにカレンダー機能、ストップウォッチ、アラームを備え、文字盤照明もついています。耐久性も素晴らしい。

生活防水なのにダイビングでも壊れなかったとか、マンションの10階から落としても大丈夫だったとか、20年間庭に埋まっていたのにまだ動いていたとか、数々の伝説(本当かどうか怪しい)があるようです。スーパーカブみたいだな。

少なくとも普通に生活してて壊れることはないでしょう。

 

そしてまたどこか近未来的でもあり古臭くもあるこの絶妙なデザインが良い!!

 

 

まぁそれで、色々調べていたら、これにNATOベルトを着けてる画像を見まして...それがなかなか良かったのでマネしてみました。

見た目というよりは機能重視ですね。純正のゴムベルトは数年で切れてしまうらしいです。



NATOベルトはナイロン製のベルトで元々NATO軍で使用されていたことからこう呼ばれます。

 

早速着けてみました。ベルト幅は18mmです。もとのベルトを外してそこにそのまま着けます。
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結構ギリギリでした。最初は「また間違えて買ったかな」とも思いましたがこういうものなんでしょう。

 

腕に着けるとこんな感じ。
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かっこいいかどうかはさておき、装着した感じはとてもいいです。

 

ついでに時計用の方位磁針も着けました。
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これでgoogleマップから「北東に進みます。」とアナウンスを受けて「北東ってどっち!?....おい!!」となることも無くなるでしょう。
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Gショックも持っているので今までは正直、これを使う場面がありませんでしたが今回ベルトを交換したことで、これからは使用頻度が増えそうです。
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                       ~おしまい~

02:一式陸攻を探す旅。~現地視察編~

先日、中海の底に人知れず眠っているかもしれないという一式陸攻の話をご紹介しましたが、あれから大きな進展がありました。

 

↓前回の記事。

akiyuki2119067018.hatenablog.com

 

 

なんと、、、当時、不時着を目撃し、実際に救助に行った漁師の息子さん(当時小学校6年生)がまだご存命で、当時のお話を聞くことができたのです!!

 

その方曰く、

「初めはあまりにも高度が低いので水上飛行機かと思っていた。その後、主翼が水面を叩き始めそのまま主翼を軸にくるっと水面で回転し、ちょうど自分の家の前の沖合い500mくらいの場所に着水した。しばらくすると機体上部の方から人が出てきて、手を振っている様子だったので父と共に船で救助に行った。」とのこと。

衝撃的な出来事だったのであれから73年たった今でもよく覚えているそうです。

 

 

検証してみましょう。

これが不時着現場周辺の現在の地図です。
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                       (国土地理院より引用)

 地図の上のほうに飛行場があります。出っ張っているのは戦後に滑走路延長のため、埋め立てられた部分です。

その漁師さんの家は「米子市」という文字のちょうど「米」の辺り。昔はここが海岸線でしたが、ここも戦後、工場誘致のため200mほど埋め立てられています。(工場誘致は結局失敗に終わり今はソフトバンクのメガソーラー発電所になっています。)

 

しかし、その漁師さんの家の正面(地図でいうと海岸線に垂直)はずいぶんと現在の滑走路から外れた位置にあります。

一体これはどういうことなのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

この謎を解く鍵は手記の中にありました。

手記には

「21:30。最初に離陸線に着いた。風は左前方、安来市方面から吹いていたので中海に向かって滑走路を始めた。」という記述があります。
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                                (Google mapより引用)

 写真を見てください。飛行場から見て安来市は確かに左前方、方角ではほぼ真南にあります。

そして、この方向から風が吹いていたということなので、この時おそらく現在の滑走路に対してやや左斜め向きの方向に離陸を試みたのでしょう。当時の滑走路は現在のものとは全くの別物で、本数も4本あったそうです。

 

そしてその方向(安来に向かって)に飛び、すぐに着水した場合、ちょうど救助に行った漁師さんの家の真正面辺りになります。

辻褄が合いますね。

 

 

 

そしてまた先ほどの国土地理院の地図です。
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                                (国土地理院より引用) 

全高が5mほどある一式陸攻が水面に隠れるには少なくとも6m以上は水深が必要だと思います。漁師さんの証言では不時着位置は旧海岸線から500m、手記では1000mと記載されており証言にズレがありますが、不時着したのは深夜あるいは早朝の暗い時間帯だったようなので正確に目視で距離を測るのが難しかったのでしょう。

手記の記述と漁師さんの証言、地図上の水深データから、不時着した地点は旧海岸線から大体600m~1200m、水深6~7.5mほど(当時)の湖底だったのではないかと予測が立ちます。

 

 

 

 

さっそく行ってみようという話になり、現場へ。
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道を間違え、道なき道を行くことに.....でもジムニーだから大丈夫。抜群の走破性で現場に到着。

 

 

ここがその現場です。ここから正面に400mほど行った所が先ほど予測した地点です。
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 この日は風があまりにも強くとても泳げる状態でなかったため捜索は断念。

 

 


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遠すぎて見えませんがこの先に美保基地があります。

 

 

 

 

今回はここまでです。

 

ここで一つ気がかりなのが、もう既に過去に見つけられてしまって処分され、現存していないのではないかという点ですよね。

この辺りは戦後にだいぶ整備され大きく水深が変わってしまっています。また、干拓事業の際に海底調査が何度も行われているようです。水深の浅い穏やかな海ですからあれほどの鉄の塊など見つからない方が不思議なくらいです。

 

 

 

しかし、過去に発見されたということはないと私は思っています。

 

当時、この不時着を知る人はごく僅かに限られました。離陸を見守った管制官ですら戦後十数年経ってから不時着したことを知ったくらいですから本当に誰も知らなかったのです。手記も発行部数は400冊ほどでそのほとんどが戦友やその遺族の方々のもとへ配られました。

よって戦後、行政や自衛隊が不時着を把握し、「あの時不時着したから調査して引き揚げよう」という話になることはおそらくなかったと思います。

 

残る可能性として挙げられるのは干拓事業の際に偶然見つかったというものですが、この可能性も薄いと思っています。

私の曾祖父は県の土木課に勤務しており、干拓事業の際はその責任者の一人でした。

しかし、中海から飛行機が揚がったという話は家族の誰も聞いたことがありません。

もっと言うと、当時救助に行ったあの漁師さんさえもそんな話は聞いたことがないとおっしゃっていました。

一式陸攻はサイズがかなり大きいですし重さも15tほどあります、そしておそらくこの機体は250kg爆弾を4発ほど積んだままです。

250kg爆弾一発で巡洋艦が撃沈できると手記に書いてありましたからこれはめちゃくちゃ危ないです。そんなものが海底調査の際に水深10m足らずの湖で見つかったら当然大騒ぎになります。新聞にだって載ったでしょうし、海もしばらくは立ち入り禁止になったでしょう。市史に残る大事件です。

ゴミだと思って書類報告も無しに捨ててしまったというのも考えにくいです。

 

 

 

以上から、現在も湖底に沈んでいる可能性は高いと思います。

 

本当は今にでも警察や自衛隊に届け出たい所です。しかし現段階ではまともに対応してもらえないでしょう。

そりゃそうです。戦後73年にもなって、「湖に爆撃機が沈んでるぞ!!!」なんて証拠も無しに言ってる一般人がいたら寒いイタズラか何かだと普通は思います。

向こうも仕事で忙しいですからそんな訳の分からないものを相手にしている暇はありません。

それに地元の共通認識として中海と戦争はあまり結び付くことがないのでなおさら嘘臭い話に聞こえてしまいます。

 

 

 

 

とにかく証拠を示さなければ何も始まりません。

 

 

 

泳ぐかぁ.........水、臭そうだけど.......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                               ~続く~

01:湖の底に一式陸攻...?

先日タウンメイト80を譲っていただいた近所の中華料理店から、今度は太平洋戦争時に一式陸攻乗りだった先代の店主の手記を貸してもらいました。
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 タウンメイトについてはこちら。

akiyuki2119067018.hatenablog.com

 

 

 

これが一式陸攻です。海軍所属で正式名称は、一式陸上攻撃機

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500ページに及ぶ大作、書き上げるのに10年もかかったのだとか。米軍や防衛省に連絡をとって検証を行い、巻末には戦果や当時の状況など様々なデータが詳細にまとめられています。

 

 

文章がとても上手なので戦争に詳しくない方にも読みやすいと思います。

これだけ貴重な内容の本にも関わらず、世にほとんど出回っていません。400冊ほど発行されたこの本の殆どは戦友とその遺族の方々の手に渡りました。

好評だったため、後に大手出版社から再販の話もあったそうですが断ってしまったそうです。ですので現在、一般人が読めるのは市立図書館と国立国会図書館にある2冊くらいしかありません。

 

 

 

早速読み進めていると...

 

目次のなかにとても気になる項目がありました。
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 1945年8月、終戦の3日ほど前になって突如進軍してきたソ連軍艦を迎え撃つため出撃した際、離陸に失敗して夜の中海に不時着したという話です。

神業のような着水で幸いにも負傷者はなく、全員無事だったそうですが当時、管制塔が無事離陸したと(終戦後まで)勘違いしており救助が来なかったとのこと。

 「仕方ない泳いで帰るか」というところへ近くに住む漁師の親子が手漕ぎ船で助けに来てくれた。その後、救助に来なかったことに腹が立ち、結局軍に事故報告を出さなかった。というようなことが書いてあります。

 

 手記によるとこの時、飛行機は美保基地から中海に向けて離陸しました。美保基地は現在では自衛隊の基地と、空港になっています。空港のほうは「米子鬼太郎空港」という変わった名前です(私は気に入ってますが)。

                           

                                                                                                       

また、中海とは鳥取県島根県にまたがる湖です。  

                                (Google mapより引用)

水深は最も深い場所でも17mと比較的浅く、大部分が水深10m以下です。

昔は海水浴や漁業もある程度されていたようですが、水質汚染によってその数は激減。

今では海水浴などもってのほか、漁業もほとんど行われておらず....つまりめったに誰も入らない湖なのです。

 

この辺りで一式陸攻が見つかった、引き揚げられたという話はおろか、落ちたことすら知っている人はいません。

もっと言えば、昔この辺りに旧日本軍の基地があったことでさえ知っている人はそう多くはないのです。

 

 

 

 

 

 

 

今回のことから、一つの仮説が立ちます。

それは...一式陸攻の完全な状態の機体が水深8mほどの湖の底に今も沈んでいる。ということ。

現在、国内にある一式陸攻の現存機体は山梨県の河口湖自動車博物館に復元機が1機あるくらいでもうほとんど残っていないようです。

 

これは貴重な戦争資料でもありますし、ましてや実際会ったことのある人の乗っていた機体です。できたら探してみたいと思います。

 

中海も最近、長年の努力によって泳げるほどには綺麗になりました(それでも泳いでいる人はいませんが)。これからもう少し情報を集めていこうと思います。

 

 

               ~続く~

 

素人でもノートPCのSSD換装はできるか。

先日、市内唯一のパソコンショップへ行った際に初めてSSD搭載のパソコンを見ました。

それまでは「HDDもSSDもそんなに変わんないだろ」って思っていたのですが、、いやぁ・・・舐めてましたね。

起動がめっちゃ速い。動作も軽い。しかも私が見たのは最新型などではなく4年落ち位の中古品をSSDに換装したもの。家電販売店に並んでる2018年モデルに負けず劣らずの性能に痛く感激いたしました。

店の人曰く、HDDではパソコンの性能を十分に出し切れていないとのこと。

「パソコン買い換えようかなぁ・・・」が口癖になりつつあったがお金のない私はその話を聞いて、これならいけると思い、初心者ながらPCのSSD換装を決意したのです。

 

 

 


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 私が今使っているのは高校入学祝いに祖父母が買ってくれたNECのノートパソコン。

 

今年で5年目です。

価格は8万円くらいでした。

元のOSはwindows8.1。

CPUはintelのCelerom 1000M 1.9GHz メモリは4GB(最大16GB)です。

最近ちょっと物足りなさを感じていました。ファイルを開くのも遅いし、起動も5分くらいかかっています。

今回はこのパソコンのHDDをSSDに交換しました。

 

 

買ったのはこれ。
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メーカーが色々あってどれを買おうか迷いましたが、フラッシュメモリ大手のSanDiskにしました。容量は250GBです。

SanDisk 内蔵SSD 2.5インチ / 250GB / SSD Ultra 3D / SATA3.0 / 5年保証 / SDSSDH3-250G-J25

SanDisk 内蔵SSD 2.5インチ / 250GB / SSD Ultra 3D / SATA3.0 / 5年保証 / SDSSDH3-250G-J25

 

 

 

 

家電量販店に売ってる最近のノートパソコンは1TBとか普通にありますが私はファイルを外付けHDDに保管しているので内蔵ストレージは少なくても構いません。

SanDisk 内蔵SSD 2.5インチ / 1TB / SSD Ultra 3D / SATA3.0 / 5年保証 / SDSSDH3-1T00-J25

SanDisk 内蔵SSD 2.5インチ / 1TB / SSD Ultra 3D / SATA3.0 / 5年保証 / SDSSDH3-1T00-J25

 

 

最初は、大事なデータが一つもパソコンになかったので初期化を使って移行しようと思っていたのですが、回復ディスクを作成しても何故かエラーが出てリカバリがうまくいかず...

色々調べた結果、HDDのクローンを作ってSSDとすり替える方法で移行することにしました。

 

大雑把な手順は、「SSDをUSB接続でパソコンに接続し、HDDの完全なコピーをそこに作ってすり替える」という感じです。

詳しい作業の手順は忘れてしまいました。

詳細は「HDDクローン作成」とでも検索すればいっぱい出てきますので調べてください。

 

↓このような変換ケーブルを使ってSSDをパソコンに接続します。

 

 

 

とりあえず使ったソフトは

1.txbench

www.texim.jp

SSDベンチマークなどが見れるフリーソフトです。

SSDのデータ消去や初期化もこれで行いました。

 

 

 

 

 

2.EaseUS Todo Backup Free

HDDのクローンの作成にはこれを使いました。システムファイルなどは通常の方法ではコピーができないため、このような専用のソフトが必要です。

 

↓詳しくはこちらの公式サイトをご参照ください。ダウンロードもこちらからできます。

jp.easeus.com

 

今回使ったのは無料版でしたが機能が大変充実しているうえに操作がとても分かりやすく、安心して使うことができました。これを選んでおけばまず失敗はしないでしょう。

というか、私はこれがなければ永久にできなかったと思います。おすすめです。

 

 

 

ということで、まったく知識がない段階からスタートしましたが問題なく換装できました。

作業内容自体はそこまで難しいということもなく、使用すべきソフトと手順さえ分かれば誰でも出来ると思います。また、このクローン作成の方法ならもとのHDDが残るので、もしコピーに失敗しても、データを失うことなく何度もやり直しができます。

SSDが壊れても元のHDDに差し替えればその瞬間から使えるというのも安心出来るポイントです。

 

 

 

そしてSSD換装の結果、PCはどうなったのか...

 

これが換装前。

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SSD換装後。

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すべての数値が大幅に上がりました。

いまいち何が何の数値なのか把握してないですが、めちゃくちゃ起動が速くなり、パソコンがフリーズすることもなくなり、HDDが回転しないのでパソコンが静かになりました。

グラフィック性能などはCPUがしょぼいので限界がありますが、起動や文章作成などの軽い操作に関しては家電量販店に並ぶ最新パソコン達に負けず劣らずのパフォーマンスを得ることができたと思います。

最新モデルだよと言って人に見せてもこれなら全員信じるでしょう。非常に満足しています。

 

 

また、データ転送速度以外にも変化がありました。windowsエクスペリエンスの数値ですが、

 

交換前。

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交換後。

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 データ転送速度の向上はもちろんのこと、その他の数値もそれに後押しされるように上昇しています。

 

 

 

 

これであと4年くらいは現役で使えそうです。

データ転送速度ってパソコン購入時に全く気にしてなかったですが、めちゃくちゃ大切ですね。

いまだに家電量販店に売ってる最新モデルが5400回転のHDD積んでたりするので、次回パソコンを購入する際は是非そのあたりも気にしてみてください。

 

 

                           おしまい

甦れ!タウンメイト!!!! ~クラッチ修理編~

先日無事エンジンが復活したタウンメイトですが、

akiyuki2119067018.hatenablog.com

 

 

 

 

 

クラッチが固着?していて発進できず、発進しても常時半クラみたいな感じになっています...

これは開けないと直せない感じです。

怖いけど開けます。

 

まずはオイルを抜いて...

それからクランクケースのネジを外します。

なぜ...ヤマハは六角ボルトでなくネジを使ったのか.....錆びてて外れない....

 

インパクトドライバーがあればなぁ...でも高い。

そんなときは、
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 貫通ドライバーを使って叩くと回りやすくなります。ここは後で六角ボルトを新調して交換ですね。

 

ネジは取れたものの、マフラーが干渉してカバーが外せません。なのでマフラーも取ります。

 

 

 

 

マフラーのボルトが固着してどうしても取れません...
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ネジザウルスでも歯が立たず...
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ネジザウルスリキッド。これで錆を溶かすも取れず...
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3日間、このボルトと格闘したあげく結局切断することになりました......
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明日は明日の風が吹く...残ったネジは後で取ろう...

 

 

 

 

マフラーに引っ掛かるので後輪も一緒に外しました。
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ボルトが裏にあるんですよね。タイヤつけたままでも取れないことはないですが、ボルトが錆びて腐っている場合は難しいかもしれません。
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それではクランクケースを開けます。
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 この円柱型のがクラッチです。

スラッジが貯まって詰まっていました。錆びもあります。

 

 

中央のリングを取ったら分解できました。真ん中のネジは外さなくても大丈夫です。
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プレートがたくさん出てきます。
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 バネの詰まりを取って可動部分が正常に動くようにしました。この詰まりが原因だったのでしょう。

 

 

一番奥に入っているこの玉、これが遠心力で動いてクラッチを繋げるとか何とか。
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 この玉が転がっていかないように組み付けはバイクを倒して行います。
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組み付け完了。

ガスケット買ってないのでしばらく開けたままです。果たして正常に動くのか...

 

ついでにシャフトドライブも清掃。
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驚いたことに全く錆がありませんでした。

変な削れや傷もなし。クランクシャフトって長持ちですね。50ccバイクには贅沢すぎるほどです。

 

 

今回はここまで。

後はガスケット買って掃除しながら組み付けです。これで直らなかったらバイク屋に持っていきます...

あっ....マフラーのボルトどうしよう....

 

 

 

                                                  ~続く~

 

甦れ!タウンメイト!!!! ~エンジン再始動編:続~

先日15年ぶり(?)にエンジンに火が入ったタウンメイト50ですが、

akiyuki2119067018.hatenablog.com

 エンジンはかかったものの、アイドリングは不安定で、おまけにスロットルを捻るとどこかでワイヤーが引っ掛かってエンジンが止まってしまいます。オーバーフローもしてます。そして謎のバネが一本余ってる....

 

今回はエンジンの完全復活を目指して更なるキャブの掃除をしました。

 

中も汚いですが外のサビが酷い。
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オーバーフローしているということはフロートが機能していない?

取り敢えず外して清掃しました。(写真忘れた。)

ヤマハはWebでパーツリストを公開しています。
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これでいくとフロートは12番です。11番がそれを止めているピンで引っ張ると抜けます。

9番がガソリンの流入を止める部品です(名前知らない)。ここが詰まってるとオーバーフローします。多分。

ちなみに、エアーの調整は3番のネジ。

アイドリング調整は4番のネジでアクセル開度を調整して行うようです。

 

 

 

今回、一番効果を発揮したのがこれ。
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 サビ取り剤です。こいつにキャブの外側のパーツを浸け錆を落とします。ついでに汚れも取れてくれ。

 

 

きれいになりました。
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部品の可動域が改善しました。

特にアクセル。今まではバネが錆びて引っ掛かっていたようです。スロットルを捻ると固定されてしまう不具合も消えました。


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組む前に空気入れで詰まってないか確認。

 

 

組んでエンジン始動!!

...キックするもエンジンは掛からず。またどっか詰まったかなぁ....

しかし、蹴ること数十回....

 


タウンメイト完全復活!!!

 

おお....直った....

非常に力強いエンジン音です。アイドリングも安定しました。吹け上がりも問題なし。

 

じゃあさっそく乗ってみようということで近くの空き地で跨がってエンジン始動。

ギアを一足に入れると....ガンッ!!と衝撃がありエンスト。あれ...遠心クラッチだよね...?

 

 

どうやらクラッチがくっついて切れなくなっているっぽいです.....

クラッチも開けなきゃダメかぁ.....

 

 

 

 

                                                        ~続く~

甦れ!タウンメイト!!!! ~エンジン再始動編~

前回紹介したこのタウンメイトですが、比較的状態の良い50ccの方からレストアしていこうと思います。

ちなみに全くの素人です・・・バイクを本格的に分解した事なんてない...

果たして無事にできるか・・・!?
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車体に入っていた自賠責保険の書類から、保険が切れたのが今から15年前.....つまり15年放置車両ということです...

 

当然エンジンはかかりません。

確認してみると、圧縮はあり、スパークもしています。

ということは、キャブレターの清掃をすればエンジンがかかるのでは?

 

ネジが全部死んでる...
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劣化がひどく、外すのに苦労しました。ネジは全部交換ですね。

 

 

キャブレター....汚い...
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 取り敢えずキャブクリーナーとパーツクリーナーを吹き付け掃除をしてみたがダメでした。初日はここで終了。

 

 

 

 

 

 

2日目。もう一度キャブの掃除をしました。今度は分解し、時間をかけて洗います。

 

ネジが全部死んでるので、色々道具を揃えました。

 

ネジザウルス

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ネジザウルスがいると頼もしいです。

1500円で買ってきました。色々種類がありましたが、一番スタンダードなタイプのやつを買いました。

エンジニア ネジザウルスGT φ3~9.5mm用 PZ-58

エンジニア ネジザウルスGT φ3~9.5mm用 PZ-58

 

 

 

 

 

なんか高かったスプレー。
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冷却して固着したネジをとるらしいです。

KURE(呉工業) フリーズルブ3030

KURE(呉工業) フリーズルブ3030

 

 

 

 

 

 

 

 

では、キャブを洗います。
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どうやらこいつが詰まっているようでした。
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キャブクリーナーにつけて放置。

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その後、30分ほどで詰まりが取れました!! 

 

 

 

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まぁこれくらい綺麗になればいいか・・・(諦め)

 

 

 

 

さっそく取り付けて・・・あれ?・・・ガソリンがキャブまでいかないぞ・・・

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どうやら燃料の取り込み口が詰まってしまったようです。しかもかなり強力に詰まっていました。さっきまで大丈夫だったのに・・・

パーツクリーナーは効果なし、針金でも届かない・・・

 

 

 

ここまでか・・・と思ったその時!

いいものを見つけました。それは・・・「自転車の空気入れ」です。

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つまった場所に挿して、思い切り空気を入れると、「ボフッッ!!!」と大きな音がして開通しました(笑)

 

では気を取り直してまた組み込みます。

 

 

ちょっとガソリンが漏れてる・・・ガスケットは新調しないといけませんね。

 

キックすること数十回。ついに・・・


タウンメイト復活!!!

 

エンジンがかかりました!!!!!!

やったーーー!!

15年間野外放置でもどうにかなるものですね。

 

ですが、いまだ到底使える状態ではありません。

アイドリングも安定しませんし、フルスロットルでないと止まってしまいます。

 

 

 


まだ少しキャブレターがつまっているようです。これは日を改めてまた清掃をしないといけません・・・

あと、オーバーフローしてます(笑)

フロートやその他の部品も新品に交換したいですね。

 

とりあえずエンジンがかかって良かったです。

                                                   ~続く~

 

 

みんなはお前をスーパーカブと呼ぶ......

いきなりですが問題です。

このバイクの名前は何でしょう??
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ホンダのスーパーカブだと思ったそこのアナタ、残念。

これはヤマハのタウンメイトというバイクです。メイトといえば2stが有名ですがこれは4stです。

近所の中華料理店から2000円で買ってきました。

 

蛇足ですが、そこの中華料理店の先代は太平洋戦争時、一式陸攻の搭乗員だったそうです。今から12年ほど前、小学校低学年の頃に家族で一度来店し、戦争体験を聞きました。米軍のB-25との空戦の話や特攻へ行った話を聞いたのをよく覚えています。
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話を戻しますが、そこで買ったのはタウンメイト80、これは1987年製です。店主曰く、鍵を紛失したそうで、配線をいじってキー無しでエンジンがかかるようになってました。

 

ハンドルの横から出ている線がそれです。
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なんとそれから、もう一台買いました。

こっちはバイク屋で3000円でした。
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タウンメイト50です。これも4stです。

こっちもキーが無いかもしれないという......

 

 

 

スーパーカブにそっくりなタウンメイト。誰に見せても「カブだ!」と言われます。

まぁそれだけスーパーカブのあのスタイルがビジネスバイクとして完成されていたということなのでしょう。ビジネスバイクを合理的に考えた結果、行き着くのがこのスタイルというだけなのかもしれません。

 

ですがこのタウンメイト、他にはない珍しい特徴があります。

これがそうです。
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ここはチェーンがあるはずの場所なのですが、チェーンは見当たりませんね....

そうです!このバイク、ドライブシャフトでエンジン動力をタイヤに伝えているのです!!!

 

チェーンに比べてメンテナンスが少なく、丈夫で安く済む。これがヤマハの戦略だったようです。

こんな歌まであります。


ヤマハ メイトのうた

 

さぁ、この2台のタウンメイトですが、レストアして乗ろうと思います。現状ではキーが無いためなんとも言えませんが、おそらくこの状態ではエンジンはかからないでしょう。

80ccの方は火が飛びません...

まずは50ccの方からですね。

 

これから随時レストアの様子を記事にしていこうと思います。

[メイトに乗ったら安上がり!!!]がキャッチコピーのタウンメイト、修理は少しばかり高くつきそうです。

 

 

 

 

 

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ベンリィ50sにタコメーターをつける。[CD50]


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どうもこんにちは。

今回はベンリィにタコメーターをつけてみたので紹介します。

 


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買ったのはKOSOのデジタルタコメーターです。

 

これを選んだ一番の理由は小さいからです。

 少し大きめの消しゴム位の大きさです。できるだけ外観を変えないために、これにしました。


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このタコメーターは電気式です。

プラグコードからパルスを拾ってエンジン回転数を測定します。

 

割りと親切な説明書が入っていました。
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ここからかなり苦戦し、写真をとり忘れていました。
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タコメーターの配線です。
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赤をバッテリーの+へ、黒をアースへ、そしてもうひとつの配線はパルスを拾うためのものです。

 

 メインスイッチに連動して電源を入れるため、メインスイッチ経由で接続します。

ごちゃごちゃしてます。
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黒いカプラーが目印ですが、これがメインスイッチから出ているコードです。
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これの黒いコードがバッテリーの+へ、緑のコードがアースへと繋がっています。

黒とよく似た白黒のコードがありまた、緑も2本あるのでややこしいです。

 

 

死闘の末、取り付けが完了しました。
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ベンリィ50s タコメーター

 

動作はこんな感じです。

 

表示は1/10のようでした。設定で変えれたかもしれませんが面倒だったので後日にします。

タコメーターのついたバイクに乗ったことがないのでよく分かりませんが、レスポンスはまぁまぁ良い方だと思います。

Nで限界まで回すと9000回転、走行時は7000回転を越えた辺りから振動が出始め、最高で8000回転位まで回っていました。どこからがレッドゾーンなのかさっぱり知りませんが、大体8000回転以上でレッドゾーンっぽい音がするのでこの付近かと思います。

 

 

 

 

 

 


バイクランキング

メーター照明(イルミネーション)のLED化!!! [ベンリィ50s、CD50、スーパーカブ]

先日、ベンリィのニュートラルランプを交換しましたが、

akiyuki2119067018.hatenablog.com

 

 あれからというもの、LED電球にすっかりハマってしまい、次はどこが明るくできるかと毎晩のように考えていました(笑)

 

なにげなくパーツリストを眺めていると・・・・なにやら前回は見なかった電球があります。

 

この画像の4番、イルミネーションランプという部品です。
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イルミネーションランプとは、スピードメーターを裏側から照らす照明であるようです。

 

 

純正ではこんな感じ。

ニュートラルランプが明るいせいで分かりづらいですが、とても暗いです。

夜に走ってるとメーターがよく見えず、一体今何km/hで走っているのか分からなくなることがあります。もう少し明るくなってほしいところです。
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ということで今回はこのイルミネーションランプをLEDに交換しようと思います!!

 今回の手順は、このベンリィに限らず、スーパーカブなどでも同様だろうと思います。(部品や回路が大体同じだから)

それ故、結果も似たものになるでしょう。

 

 

 

 

ではさっそく、ヘッドライトを開けて交換作業に移ります。(今回はちゃんと写真を取りました。)
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目標の電球はこれです。
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これが純正電球の明かり。昭和の臭いがします。

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この電球にはNランプやTURNランプと違ってバッテリーを経由しない交流電流がきているようです。エンジンをかけないとヘッドライトが点灯しない車種は大体こういう作りになっています。

そのため、エンジン回転数の低いアイドリング状態では明るさも安定していません。

 

 

LED電球はホームセンターを数件探し歩き、このようなものを買いました(写真がピンボケしてる...)

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なんと8連球!!めちゃくちゃ明るそうです!!

そして、バイクのイルミネーションランプになるためだけに存在しているかのようなこれ以上ない形をしています!!!

 

2個で2000円位しました...高い.......

アップガレージやアストロプロダクツだと400円くらいで買えます。(買ってから知った。)

 

 

 


 

 

交換してエンジン始動。交流電流である上に純正電球よりも消費電力が若干増していますが問題なく点灯しました。眩しいです。

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ものすごい高速で点滅しているようですが人間の眼では分かりません。

 むしろ前より安定しています。

 


組み込んだらこんな感じ。

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圧倒的に明るく、見やすくなりました。光が白くなったからなおさらでしょうか。

 古いバイクに最新の照明というこのギャップがまた良い!!!

 

 

少し走ってみた感想ですが問題ありませんでした。メーターが見やすくなり夜道でも安心です。あとは、耐久性の問題ですかね。

 

 (追記、1000km走った現在も全く問題なし。)

 

 

 

 

 

 

いや~、やっぱりLEDはいいですね。近いうちにウインカー類やヘッドライトバルブもLEDに変えてみたいと思っています。

 

皆さんもまずは細かい部分からということでこれを機にニュートラルランプやイルミネーションランプのLED化を試してみてはいかがでしょうか。

 

 

メーター周辺の電球のLED化、おすすめですよ!!!

 

 

 

 

 

 

                   ~完~